証券口座開設

ネット証券で大人気!?楽天証券の特徴と口座開設方法を徹底解説!!

株式投資を始めるには、まず取引を行う証券口座を開設する必要がありますよね?

でも、そもそもどんな証券会社があるのか知らない、どの証券会社を選べばいいのか迷っているという株初心者の方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は主要ネット証券の一つ、楽天証券の特徴や口座開設方法をご紹介して行きます。

この記事を読めば、楽天証券の魅力を十分に理解した上で、しかも簡単に口座開設ができます。

それではまず、知らない方のために「楽天証券とは?」というところから解説します!

そもそも楽天証券とは?会社と特徴

楽天証券は、日本最大級のインターネット・ショッピングモールを運営する楽天グループが経営するインターネット証券会社です。

楽天証券の特徴の一つは、株取引や投資信託の購入で楽天スーパーポイントがもらえることです。

このポイントは、株や投資信託を購入できるだけでなく、楽天市場でもお買い物に利用できます。

他にも楽天銀行や楽天カードと連携できるなど、楽天グループの強みを最大限に活かした商品・サービスも提供しています。

さらに楽天証券ユーザーになれば、オリジナルのトレーディングツール「マーケットスピードⅡ」を使うことができます。

リアルタイムで自動更新する株価配信など、初心者にとっても使いやすいツールです。

・楽天グループが経営
・株取引の際に「楽天スーパーポイント」がもらえる
・様々な楽天のサービスと連携可能
・初心者でも「マーケットスピードⅡ」を無料で使える!

楽天証券を利用すると多くのメリットが受けられる!?

次に楽天証券で口座開設するメリットやデメリットについてご紹介していきます

楽天証券で口座開設すると、どのようなメリットがあるのかについて詳しく見ていきましょう。

メリットその①ポイントプログラムが充実している

楽天証券ならではのメリットとして、ポイントプログラムが充実していることが挙げられます。

楽天証券では、楽天関連のサービスを利用した際に還元される「楽天スーパーポイント」を使って投資信託や国内株式の現物取引を行うことが可能です。

特に投資信託では、100ポイント(=100円)から投資信託を購入することができるので、お買い物などで貯まったポイントを賢く運用することができます。

投資にポイントを利用できるので、投資初心者の方にとっても利用しやすいネット証券会社といえます。

メリットその②楽天グループのサービスと連携できる

他の楽天グループのサービスと連携して、お得な特典が得られるというのも楽天証券のメリットといえます。

楽天銀行の口座と楽天証券の証券口座を連携する「マネーブリッジ」というサービスでは、普通預金の金利が年0.10%になったり、楽天銀行口座と楽天証券口座の入出金手数料が無料になったりするサービス特典を受けることができます。

また、取引ごとに楽天スーパーポイントが貯まる仕組みになっており、お買い物やポイント投資に利用することも可能です。

さらに、楽天銀行と楽天証券双方から自動的に入出金ができる「スイープ」というサービスを使えば、資金を送金する手間を大幅に省くこともできます。

他にも、楽天グループのクレジットカード「楽天カード」で投信積立ができたり、楽天証券の保有残高が10万円以上で月4ポイントをもらえたりするなど、さまざまな特典を受けることが可能です。

メリットその③アプリやツールが充実している

実際の取引のためのツールが充実しているというのも、楽天証券を選ぶメリットです。

楽天証券では、パソコン・スマートフォン両方の取引に対応しています。

パソコン用トレードツールでは以下のようなものがあります。

・マーケットスピード
・マーケットスピードⅡ
・マーケットスピードFX
・MARKETSPEED for Mac

楽天証券では、このように様々なツールを提供しており、投資初心者から経験者まで、さまざまな投資家による取引に対応しています。

また、累計310万以上のダウンロードを記録しているスマートフォントレーディングアプリの「iSPEED」は株式取引、FX、先物オプション取引に対応しており、場所を選ばずに快適にトレードに参加することが可能です。

メリットその④取り扱い金融商品が豊富

取り扱う金融商品が豊富であることが楽天証券を利用するメリットの一つです。

国内株式やFX、投資信託といった、投資初心者が取り組みやすい金融商品はもちろん、資産形成の手段として注目されている「iDeCo」「つみたてNISA」といったサービスにも対応しています。

また、海外株式や先物取引、オプション取引、債券など、投資経験者にも難なく対応できるだけのラインアップを誇っています。

たいていの金融商品を取り扱っている楽天証券なら、幅広い投資スタイルに対応することができます。

メリットその⑤投資に関わる情報やコンテンツが充実

楽天証券が発信している投資に関わる情報やコンテンツが豊富であるということも、メリットといえます。

「トウシル」という投資情報メディアでは、最新のマーケット情報から家計に関することまで、投資のヒントを得られます。他にも参加料無料の投資セミナーを全国主要として開催しています。

また、動画配信にも運営しており「楽天証券YouTube」「トウシルYouTube」では、投資に関するさまざまな情報を手に入れることができます。

楽天証券を利用すると2つのデメリットがある!?

楽天証券にはさまざまなメリットがありますが、デメリットもあります。
ここでは、楽天証券の2つのデメリットについて確認していきましょう。

対人相談できない

楽天証券では窓口での対人相談ができないというのがデメリットです。

楽天証券はネット証券会社ですので、実店舗を構えていません。そのため、対面で担当者にアドバイスを受けながら投資先を決めることはできなくなっています。

昔から対人相談を通じて投資をしてきた方や、インターネットになじみがない方には、使いにくい証券会社と言える可能性があります。

IPO投資の取り扱い数が比較的少ない

投資家に人気の高い新規公開株(IPO)は楽天証券でも取り扱っていますが、幹事数を比較した場合少ないのがデメリットになります。

例えば2019年のIPOでは、楽天証券が26社の幹事を務めましたが、SBI証券が82社、SMBC日興証券が61社、マネックス証券が45社など、他の証券会社と比較するとやや見劣りする幹事数となっています。

今後幹事数が多くなっていく可能性はありますが、IPO投資をメインに行っていきたいと考えるのであれば、他の証券会社を併用した方が効率は良いといえます。
※IPO投資は、上場前の株式を公募価格で購入し、初値で売却することで利益を得る投資方法です。

楽天証券の口座開設方法を解説!

楽天証券がどんな証券会社かわかったところで、必要書類や口座開設の手順をご紹介します。

口座開設で必要なものとは?

楽天証券での口座開設に必要なものは以下の3つです。

・本人確認書類
・マイナンバー確認書類
・出金先の銀行口座

口座開設の申し込み時には、本人確認書類の提出とマイナンバーの登録が必要です。

本人確認書類は、運転免許証や各種健康保険証、パスポート、個人番号カードなどが利用できるので、事前に用意しておきましょう。

マイナンバーは、個人番号カード・通知カード・個人番号が記載された住民票で確認できます。

また、口座開設の申し込みの際に(証券口座からの)出金先の銀行口座も登録するので、通帳など、銀行口座番号がわかるものを用意しておくと手続きがスムーズに進められます。

ただし、追加サービスとして楽天銀行口座の開設申し込みができるので、新たに楽天銀行を利用する場合は事前に用意する必要はありません。

楽天証券の口座開設手順

口座開設に必要なものを準備したら実際に口座開設(手続き)をして行きましょう。

口座開設手続き①各種情報の入力

まずは楽天証券の公式サイトにアクセスし、「いますぐ口座開設(無料)」ボタンをクリックして各種情報を入力します。

最初に「楽天会員の方」「楽天会員ではない方」というボタンが表示されるので、該当するボタンをクリックしましょう。

楽天会員の場合は、会員情報が入力フォームに反映されるので、入力の手間が省けて便利です。

楽天会員ではない方やIDがわからない方は、「楽天会員ではない方」を選んで入力を進めれば問題ありません。

氏名と住所は本人確認書類と同じものを入力しないと、楽天証券から届く書類を受け取れなくなる可能性があるので注意しましょう。

口座開設手続き②特定口座やNISAなどの口座を選択

口座開設の申し込みでは、特定口座やNISAなどの口座を選択する必要があります。

納税方法の選択では、特別な理由がなければ「特定口座(源泉徴収あり)」を選択したほうがよいでしょう。

投資の利益(売却益、配当金など)には税金がかかりますが、「特定口座(源泉徴収あり)」を選択すれば、楽天証券が利益から税金を源泉徴収して税務署に納付してくれます。

しかし、「特定口座(源泉徴収なし)」「一般口座」を選択すると、自分で確定申告・納税する必要があるので手間がかかります。

また、NISA口座の選択では、「つみたてNISA」「NISA」「開設しない」のいずれかを選びます。

NISA口座は投資の利益が非課税になるメリットがあります。ただし、NISA口座はすべての金融機関を通して1人1口座しか開設できないので注意が必要です。

口座開設手続き③本人確認書類を提出

楽天証券の口座開設では、本人確認書類を提出する必要があります。

「画像アップロード」「郵送」の2つの提出方法がありますが、画像アップロードの方が手続きが早く済みます。

先ほど準備した運転免許証などの本人確認書類をデジカメやスマートフォンで撮影し、保存した画像をアップロードします。

スマートフォンから口座開設をする場合は、画像ファイルを保存する必要はなく、その場で撮影してアップロードが可能です。

アップロードする際は、登録した住所と本人確認書類の住所が同一であるかを確認しておきましょう。

口座開設手続き④届いた書類を確認して口座開設完了

口座開設の手続きが完了すると、登録した住所宛に「ログイン情報のお知らせ」が届きます。

IDやパスワードが記載されているので、内容を確認しましょう。

ログインして、取引に必要な暗証番号や勤務先情報、マイナンバーなどを登録すると、口座開設の完了です。

あとは口座に投資資金を入金すれば、取引を開始できます。

楽天証券の特徴と口座開設方法まとめ

楽天証券のメリットやデメリット、口座開設方法について解説してきました。

楽天証券は取扱商品が豊富で、「楽天銀行との連携サービス」「楽天ポイントで投資信託が購入できる」など、楽天会員にメリットがあるサービスが充実しているので投資初心者から熟練者まで幅広い方に利用されているネット証券です。

また、新規口座開設キャンペーンをはじめ、定期的にお得なキャンペーンを実施しているので、口座開設の際はキャンペーン内容を確認しておきましょう。

この記事等を参考に証券会社で取引を行う際は、サービスの特徴やメリット・デメリットなどを含めて慎重に検討しましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。