主要ネット証券の一つ、マネックス証券の特徴や口座開設方法をご紹介して行きます。
この記事を読めば、マネックス証券の魅力を十分に理解した上で、しかも簡単に口座開設ができます!ぜひ最後まで読んでいってください!
それではまず、知らない方のために「マネックス証券とは?」というところから解説します!
マネックス証券とは!?歴史と特徴
マネックス証券は1999年の設立当初からオンラインでの金融取引を運営しており、2020年4月時点で総口座数が186万を超える大手の証券会社となっています。
マネックス証券の口座開設数はインターネット専業証券会社の中でもSBI証券と楽天証券に次ぐ第3位の規模となっており、店舗型の証券会社を合わせても第6位の規模となる証券会社です。
幅広い金融商品を取り扱っていることが大きな特徴で、国内株式だけでなく外国株式、FX、投資信託、債券などの金融商品も取り扱っており、中でも米国株式の取り扱い銘柄数は3,600超に及ぶなど豊富です。
マネックス証券は「投資は資産運用」という概念を持っている会社なので、取引ページを見ても専門用語などは極力使わないように考慮されています。
その為、投資初心者や経験が浅い人からベテラン投資家までの幅広い層で、人気の高い証券会社です。
また、有益な投資情報が多いことでも評価が高く、投資経験が少ない人にとっては大きなサポートになります。
セミナーやレポート情報の為に口座開設を行う人がいるほどですから、情報集めが苦手な人はぜひ注目してみてください。
マネックス証券を利用すると多くのメリットが受けられる!?
ここからは、マネックス証券で口座開設すると、どのようなメリットがあるのかについて詳しく見ていきましょう。
メリット①米国株取引をするならマネックス証券!
マネックス証券では豊富な銘柄の米国株を取引できることが大きなメリットです。
他の大手ネット証券会社では3,000銘柄前後(2020年4月時点)の取り扱いが多い中、マネックス証券では3,600銘柄以上の中小型銘柄も含めた米国株を売買することができます。
米国株の売買に関わる手数料については、店舗型の証券会社などと比較すると割安です。1取引あたりの最大手数料は20米ドルに設定されているため、多少金額の大きな売買となっても手数料をあまり気にせず取引することができます。
なお、取引手数料に関しては他のネット証券会社も同水準ですが、取り扱い銘柄の多さなどから、マネックス証券は米国株を売買する投資家にとって取引しやすい環境が整えられていると言えます。
メリット②新規公開株(IPO)抽選は完全平等!
マネックス証券では完全平等な条件のもとIPO抽選に参加することができます。
IPOでは、抽選に当選して公募価格で株式を購入できた場合、初値売却により利益を得られる可能性が高い為、投資手法として非常に人気があります。
IPO銘柄は、基本的にどの証券会社でも多くの投資家が購入を希望するため、抽選倍率は高くなる傾向にあり、何度応募してもなかなか当選しません。
IPO抽選を受ける段階で申し込んだ株式を買い付けるための資金(買付余力)も必要となります。申込株式数に応じて抽選を行う証券会社では、多くの株式を申し込める資金力のある投資家に有利な抽選方法となっています。
一方、マネックス証券では申込株式数に関わらず、一人当たりに一単位の抽選権利が与えられる抽選方式を採用しています。
したがって申込み人数に応じた平等な抽選を受けることが可能です。
メリット③投資初心者は注目!ロボアドバイザーが凄い!?
ロボアドバイザーは、投資の経験が豊富でない方でも安心してご利用いただける長期資産形成に適したサービスです。
長期投資においては、リターンを維持しながらリスクを小さく抑えるために、資産クラスが異なるものを組み合わせる分散投資が有効と考えられています。
ロボアドバイザーなら、ウェブサイト上で簡単な質問に答えるだけで、自分に合った資産配分を提案してもらえ、運用をサポートしてくれます。
ロボアドバイザーは大きく分けて「おまかせ運用型(投資一任型)」と「アドバイス型」の2つのタイプがあります。
「おまかせ運用型(投資一任型)」は資産運用プランを提案し、運用は専門家が自分にの代わってに行ってくれます。
一方、「アドバイス型」は投資のポートフォリオの提案のみを行います。自分にあったの投資スタイルに合わせて、ご活用ください。
メリット④高度な取引ツールが利用できる!?
マネックス証券では金融取引に役立つ様々な取引ツールが提供されています。
日本株や米国株の取引では、過去10期以上の長期業績グラフや過去の配当実績などの配当情報、アナリストの評価などに役立つ情報を簡単に収集できる「銘柄スカウター」を、無料で利用することができます。
また、最大500銘柄を登録できる「マルチボード500」は、リアルタイムの株価や指数情報、チャートなどを確認することができ、画面レイアウトも自由にカスタマイズ出来る事からユーザーの用途に合わせて使用できる取引ツールとなっています。
米国株の取引においてはスマートフォンで利用できる「トレードステーション米国株」という米国株に特化したアプリなども使用可能です。
このように、投資家の要望に応じた様々な取引ツールを利用できる点は、マネックス証券で取引を行うメリットになります。
マネックス証券を利用するのデメリット
魅力的なメリットが多いマネックス証券ですが、利用する際のデメリットや注意点もありますので確認して行きましょう。
デメリット❶日本株だけの取引ではメリットは少ない
マネックス証券の取引手数料は店舗型の証券会社より安く設定されているものの、その他のネット証券と比べるとやや高めです。
日本株の取引のみで利用する場合のメリットは、少ないと言えるでしょう。
一方、日本株以外の金融商品の取引を行う場合、最低水準の手数料から3,600超の米国銘柄や2,000超の中国銘柄を選べるほか、IPOでも取り扱い実績が豊富など、多くのメリットを享受することができます。
デメリット❷米国と中国以外の外国株は取り扱っていない
マネックス証券は米国株には強いですが、その他の外国株は中国株しか取り扱っていません。
他のネット証券では米国株と中国株のほかに、ロシア、韓国、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアなどの株式を取引できる場合もあるので、幅広い選択肢の中から外国株式を選びたい方は、慎重に検討しましょう。
マネックス証券の口座開設方法を解説!
マネックス証券がどんな証券会社かわかったところで、必要書類や口座開設の手順をご紹介します。
口座開設で必要なものとは?準備物はこれ!
マネックス証券で口座開設するには以下のいずれかの書類が必要になります。
・個人番号カード(マイナンバーカード)
・運転免許証+通知カードor個人番号が記載された住民票
口座開設方法は2種類ある!?オンライン手続きと郵送手続きについて
口座開設に必要な書類を準備したら、実際に口座開設(手続き)をして行きましょう!
口座開設方法はオンライン口座開設と郵送による口座開設の2種類あるので自分にあった開設方法をお選びください。
所要時間たったの10分!?オンライン口座開設とは
こちらの口座開設方法を選択するとWEBで口座開設手続きが完結し、最短で翌営業日に取引が開始できます。
お客様情報の入力と本人確認書類や本人認証などの口座開設の申込手続きを一度にまとめて行うことができます。
本人確認もスマートフォン撮影で手軽にできるので、口座開設は10分程度で終わります。
オンライン口座開設の手順
①マネックス証券の口座開設ページへアクセスして下さい。
②画面の指示に従い、自分専用のメールアドレスを登録します。
③登録メールアドレスに『口座開設お申込み手続きのご案内』メールが届くので、メールに記載のURLから口座 開設の申込画面を開いて画面の指示に従い、申込手続きを進めてください。
・お客様情報の入力
・本人確認書類(「個人番号(マイナンバー)カード」または「運転免許証と通知カード」の原本)の撮影
・本人認証(顔の撮影または、三菱UFJダイレクトにログイン)
お申込み後、口座開設の申込受付メールが届きます。
④口座開設通知の受け取り
お申込みの翌営業日以降で、完了した日に『証券総合取引口座開設完了のお知らせ』の件名で口座開設通知メールが届きます。
メールの指示に従い、ログインIDやパスワード等をご確認後、ログインして入金すれば取引が開始できます。
郵送による口座開設
郵送による口座開設では、未成年の方やオンライン口座開設のご利用条件が揃わない方は、ご利用ください。
様々な本人確認書類が利用可能です。
郵送による口座開設の手順
①マネックス証券の口座開設ページへアクセスして下さい。
②申込フォームに必要事項をご入力し、申込んで下さい。
このとき、氏名・住所は、本人確認書類と同一のものを入力してください。
③郵送で「口座開設キット」がお申込みいただいてから、最短で翌日に届きます。
口座開設キットには、返信用封筒や約款等と共に、返送が必要な
・証券総合取引口座開設申込書
・個人番号提供書
が同封されています。
④返信用封筒で、証券総合取引口座開設申込書、本人確認書類のコピー、個人番号提供書、マイナンバーが確認 できる書類のコピーの4点の書類を返送します。
⑤口座開設完了後「証券総合取引口座開設完了のお知らせ(口座開設通知)」が簡易書留で届きます。
取引に必要な口座番号、ログインID、ログインパスワード、取引暗証番号が記載してありますので、ログイン・入金後に取引が開始できます。
マネックス証券の特徴と口座開設方法まとめ
マネックス証券のメリットやデメリット、口座開設方法はご理解いただけましたか?
マネックス証券は口座開設数で国内3位の大手ネット証券の一つです。
投資対象となる金融商品の種類が豊富で、特に米国株や中国株、IPOの取り扱いに強みを持ちます。
国内株の取引手数料はやや高めですが、外国株は手頃なので、積極的な取引をしたい方にも向いています。
なお、金融商品の取引にかかる手数料はそれぞれの証券会社が独自に定めています。
投資をする際はこれらの点に注意して、ご自身の投資目的や用途に合った証券会社を選ぶようにしましょう。